【コイズミ公式】サーキュレーターの上手な使いかた
<もくじ>
・扇風機とサーキュレーターの違い
-”涼をとる”扇風機
-”空気循環”のサーキュレーター
-扇風機とサーキュレーターの構造
・サーキュレーターの上手な使いかた
-エアコンと併用
-換気
-部屋干し
・サーキュレーターのお掃除方法
・サーキュレーターのラインアップ
・サーキュレーターのよくある質問
扇風機とサーキュレーターの違い
電気屋さんに行くと、いろんな種類の扇風機やサーキュレーターが並んでいます。
同じように見える扇風機とサーキュレーター、
いったい何が違うのでしょうか。
■扇風機=”涼をとる”もの
扇風機の「扇」は、扇子(せんす)や団扇(うちわ)の字に使われているように、
風を拡散させ、人に直接あてて”涼をとる”ものです。
身体に風があたると体感温度が下がり、涼しく感じます。
風を拡散させるため、遠くまで風を送ることはできません。
主に暑い時期に、近くで風にあたりたいときに使います。
▼ コイズミの扇風機 一覧はこちら
■サーキュレーター=”空気を循環”させるもの
風の吹出口は扇風機とくらべて小さく、風を押しだす力が強いため「直線的な風」を起こします。
サーキュレーターを壁や天井などに向けることで、部屋の”空気を循環”させます。
エアコンの冷暖房と併用したり、部屋干し・換気などにおすすめです。
上手につかうことで暑い時期だけではなくて年中活躍します。
扇風機に比べると、身体に風があたる面積は小さくなります。
▼ コイズミのサーキュレーター 一覧はこちら
『人が風にあたるなら扇風機』、『空気を循環させるならサーキュレーター』と使い分けるのがおすすめです。
扇風機とサーキュレーターの構造
どちらも羽根を回して風をおこす構造は同じですが
人にあたる風/空気を循環させる風の用途の違いから
少し構造も異なっています。
■羽根の形状
【扇風機の羽根(左)】
サーキュレーターより大きく、羽根の枚数も多いです。
コイズミの扇風機は、たっぷりとやわらかな風を送るように、羽根のサイズは約30cm、7枚羽根を採用しています。
【サーキュレーターの羽根(右)】
扇風機より小さく、枚数は少ないです。
コイズミのサーキュレーターは、効率よく直線的な風を送るように、3枚羽根を採用しています。
■吸気口と吹出口
扇風機は、吸気口と吹出口どちらも広くなっています。
風の出る面積が広く、外側に拡散されます。
コイズミのサーキュレーターは筒形で吹出口が狭くなっています。
風を前に押しだす力が強く、直線的な風を送ります。
扇風機とサーキュレーターの違いまとめ
扇風機
・身体に風をあてて”涼をとる”
・風を拡散させる
・暑い時期に使うことが多い
サーキュレーター
・”空気を循環”させる
・直線的な風を遠くに送る
・使いかた次第で年中活躍!
サーキュレーターの上手な使いかた
サーキュレーターの”空気を循環”させる特長を活かすためには、「空気の性質」を理解しましょう。
空気の性質とは・・・?
暖かい空気は上にたまり、冷たい空気は下にたまる性質があります。
そのため、
夏は足元とエアコンがあたる場所だけ涼しく(寒く)
冬は頭とエアコンがあたる場所だけ暖かい(暑い)現象が起こってしまいます。
1.エアコンと併用して快適に
エアコンとサーキュレーターを上手につかうことで、快適なお部屋に変わります。
■夏の場合
冷たい空気は下にたまります。
エアコンの温度を下げても足元だけ冷えて、上半身は暑いまま、ということが多いのではないでしょうか。
下にたまる冷気を上に循環させるイメージで運転させるのが良いです。
エアコンの温度を低くしなくても、サーキュレーターで効率よく部屋全体を涼しくします。
■冬の場合
暖かい空気は上にあがっていきます。
エアコンの温度を上げても足元は寒く、頭がぼーっとすること、よくありますよね。
上にたまる暖気を循環させるようにサーキュレーターを使います。
エアコンの温度を上げずに、効率よく部屋を暖かくします。
2.効率よく換気
空気の入替をしないとホコリっぽくなったり、感染症のリスクも高まります。
快適な部屋で過ごすには、季節を問わず定期的に換気が必要です。
窓を開けてサーキュレーターを外に向けてつかうことで、短時間で効率よく換気しましょう。
3.部屋干しに
花粉や梅雨の時期、外に干したくない洗濯物を、
効率よく乾かすときも、サーキュレーターは活躍します。
【部屋干しのポイント】
洗濯物を等間隔に干して、空気の通り道を作りましょう。
洗濯物に風をあてて水分を飛ばし、エアコンや除湿器、換気扇を併用して空気の流れを作り、湿気がたまらないようにします。
湿気を含んだ空気は下にたまりやすいため、
サーキュレーターと換気扇やエアコンなどをつかって湿気を含んだ空気を逃がすことで、効率よく部屋干しします。
サーキュレーターのお掃除方法
一例としてKCF-1842のお掃除方法をご紹介します。
羽根やカバーにホコリがたまってしまうと、見た目が悪くなるだけでなく、
風量の低下や故障の原因になります。
定期的にお掃除をして快適に過ごしましょう。
1.前ガードを取りはずす
前ガード固定レバーのロックを解除して取りはずします。2 スピンナー(羽根の留め具)、羽根を外す
*羽根を外せない機種もあります。3 後ろガードを取り外す
*後ろガードを外せない機種もあります。
4 ガード・羽根は布などで汚れを拭き取るか水洗いをする
薄めた台所用洗剤(中性)にやわらかい布などを浸してしぼり、汚れを拭き取ります。そのあと、洗剤が残らないように、乾いた布でもう一度拭き取ってください。
5 モーター軸のお手入れ
汚れやサビ防止のため、やわらかい乾いた布で汚れを拭き取り、うすくミシン油を塗ることをおすすめします。※必ず取扱説明書に沿ってお掃除してください。
サーキュレーターのラインアップ
シンプルで空間に馴染むサーキュレーター
ムダのないデザインでインテリアに馴染みます上下・左右の自動首振りと、部屋干しに便利な『上だけモード』搭載
コロンと丸くてかわいい、コンパクト。
豊富なモード搭載のサーキュレーター
部屋干しに便利な『上だけモード』、より自然に近い風にする『リズムモード』
室温に応じて自動的に風量をコントロールする『おまかせモード』など便利な機能を搭載。
壁掛けサーキュレーター
エアコンの下や脱衣所に設置して空気を循環、
場所を選ばず、スマートに壁掛け。
サーキュレーターとしても使える扇風機
手動で上向き90°にできて、部屋干しや空気循環にも便利。
サーキュレーターのよくある質問
Q. 羽根は洗えますか? |
取り外しができる羽根は水洗いが可能です。 ただし、洗剤は使わないでください。 水洗いしたあとは十分に乾かし、 水気のある状態では使わないでください。 取り外しできない羽根の場合は 掃除機でホコリを吸い込み、 布などで汚れを拭き取ってください。 |
Q. ガードのお手入れ方法は? |
薄めた台所用洗剤(中性)に やわらかい布などを浸してしぼり、 ガードの汚れをふき取ります。 そのあとに、洗剤が残らないよう 乾いた布でもう一度ふき取ってください。 |
Q. 首振りのときに音がします |
扇風機やサーキュレーターは首振りのとき、 多少モーターやギアの音がします。 「カタカタ」「カクッカクッ」「ウーン」などの 音が聞こえることがありますが、故障ではありません。 |
Q. サーキュレーターの適応畳数は? |
日本工業規格(JIS)に サーキュレーターの畳数基準が無いため 適応畳数はございません。 |
Q. 電気代はどれくらいかかりますか? |
コイズミサーキュレーター (KCF-1831.KCF-1832)の場合、 消費電力30W、1時間あたり約0.81円、 1日8時間、1ヵ月目安は約195円です。 ※算出方法=1kWhあたり27円で計算。 使用頻度や環境によって変わります。 |
Q. ACモーターとDCモーターの違いは? |
■ACモータータイプ ・操作がかんたん、誰でも使いやすい ・DCモーターと比べて安価 ・細かい風量調整ができない ■DCモータータイプ ・風量の細かい調整ができる ・モーターの動作音が小さい ・消費電力が小さい ・ACモーターに比べて高価 DCモーターの最大の特長は、 非常に弱い風を出せることです。 モーターの回転を細かく調整ができる分、 制御装置などの部品が多いため ACモーターに比べて高価になります。 風量最小 風量最大
直接風があたるのが苦手な方でも、
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