
コロナ禍でおうち時間が長くなり、コーヒーを豆から挽いて淹れるようになった方も多いのではないでしょうか。
少し手間をかけても、自分の好きなコーヒー豆を選び、挽いて、香りや味をたのしむ。
コーヒー豆を挽いてふわっと香りが広がる瞬間、たまらなく幸せな気分になりますよね。
最近は、仕事のちょっとした休憩時間にコーヒー豆から淹れるようになりました。
今回はコイズミのコニカル式コーヒーグラインダーKKM-0400を使って、手軽にハンドドリップをたのしむ方法をご紹介します。
ハンドドリップに準備する物

- コーヒーグラインダー KKM-0400
- コーヒーポット(注ぎ口が細いもの)
- スケール
- タイマー(スマホでもOK)
- ドリッパー&フィルターペーパー
- ポット(なければマグカップでもOK)
ハンドドリップで蒸らし時間や抽出時間を測るためにタイマーは必須。
タイマーはスマホで代用できますが、HARIOのタイマー付スケールがとても便利でおすすめです。
コーヒーグラインダー
KKM-0400の使い方
手順① コーヒー豆を測る

今回は1杯15g 湯量230mlで淹れます。
豆の種類や焙煎によっても異なりますので、お好みにあった淹れ方をしてみてください。
※豆の軽量皿はホッパーのふたで代用しています。
手順② ホッパーにコーヒー豆を入れる

豆を投入したあとはホッパーを外さないでください。
ホッパー下部のすき間から豆が落ちますので、ご注意ください。
手順③ ホッパーを回して粗さ調整

ホッパーの白線と本体の目盛りを合わせます。
今回はペーパードリップに適した中粗挽き、
少し粗めのダイヤルを「9」に合わせます。

コイズミのコニカル式コーヒーグラインダーは、
上下のステンレス刃で臼のようにやや低速でミルすることで、コーヒー豆を均一に挽くことができます。
エスプレッソなどの極細挽~フレンチプレスなどの粗挽きまで15段階に調整できます。

手順④ 受け皿にフィルターをセット

ペーパーフィルターをセットするときは30gまで、セットしないときは最大60gまでです。
フィルターは台形型、円錐型どちらでも使用できます。フィルターサイズは2~4杯用をお使いください。

フィルターをセットするときは、フィルターが少しはみ出すようにしてください。
すこし見栄えは悪いですが、フタでしっかり押さえないとフィルターにうまく粉が入らず、あとで掃除が大変になります。
手順⑤ ダイヤルを回してスイッチオン

ダイヤルを回して挽く時間を調整します。
今回は30秒でセット。(10~90秒まで設定可)
コーヒーグラインダー KKM-0400には電源ボタンがありません。ホッパーと受け皿が正しくセットされてないと通電されない安心設計になっています。
豆がホッパーに残っている場合は追加で10秒回します。
挽き終わったら、コンセントを抜いて、受け皿を付けた状態で本体を少し傾け、トントンたたいて粉を落とします。

構造上、ミルと粉受けの間に残ってしまうため、何回かトントンしていただくのをおすすめします。

コーヒーグラインダー KKM-0400
おすすめポイント①
コイズミのコーヒーグラインダーは、受け皿に「ペーパーフィルターをセットできる」ので
受け皿に挽いた粉がこびりつきにくく、そのままドリッパーにセットできます。


粉が飛び散りにくいので、掃除の手間も大幅減!
静電気による粉受けへのこびりつきが少なく、助かります。
私は普段手引きのミルを使っていますが、ドリッパーに移すとき静電気で粉がこびりついたり、逆に飛び散ってしまったり…(冬の時期は特に)
コーヒー豆から淹れる人の「あるある」ではないでしょうか。
コーヒーグラインダー KKM-0400
おすすめポイント②
幅11.5cmでスリム&スタイリッシュデザイン。
場所を取りがちなキッチンスペースにもスリムに収まります。

ステンレス製で、空間に馴染むデザイン。
色々なボタンや表示部・電源スイッチもなく、スッキリとスタイリッシュに仕上がっていると思います。
ハンドドリップの淹れ方
淹れ方は人によって様々ですので、あくまでご参考までに…
まず、ドリッパーとポット(カップ)を温めます。

コーヒー粉全体が湿るくらいお湯を注いで、約30秒ほど蒸らします。
フィルターまでお湯をかけないように注意します。

お湯がポタポタと落ちてきたらもう一度、中心から円を描くように少しずつお湯を注ぎます。

ドバっと出ないように、ゆっくりゆっくり…
100~120mlほど入れたら、少し待ってから
またゆっくり注ぎます。

2~3回繰り返し、約230mlになったら
カップに注いで、できあがり。

コーヒーグラインダー
KKM-0400のお手入れ方法
1.ミル部分
上下の刃は洗えません。付属の掃除ブラシで粉を落とします。上刃は取り外し可能です。


2.ホッパー、粉受け皿(フタ含む)
水洗い可能です。食洗器・食器乾燥機はつかえません。
■ホッパーがはまらないとき
ごく稀に、ホッパーが上手くはまらなくなるときがあります。
原因は、ホッパーをはめる部分(本体側の溝)がズレてしまい、ホッパーがうまく嚙み合わなくなってしまうためです。
その際はマイナスドライバーなどを溝に差し込んで、矢印方向に回してズレを直してください。

お手入れはすこし面倒かもしれませんが、放置してしまうとホッパーがはまりにくくなったり、挽き具合が悪くなったり…
せっかくのコーヒータイムを楽しむためにも、ぜひこまめにお手入れしてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。