
夏休みなり、学校から持って帰ってきた荷物もあり、学習机が荷物でいっぱいや、物置化しているとうお悩みはありませんか?
学習机を購入されたご家庭の感想で多いのが、「整理整頓を身につけられてほしい」という回答です。将来、職場のデスクが散らかっている!ということにならないよう子どものうちから整理整頓はしっかり身に着けたいですよね。整理整頓のやり方さえわかれば、自分だけのスペースである学習机を積極的に整理整頓してくれるはずです。
お子様に教える上で、親御様も知っておきたい、学習机の片付け方を紹介していきます。ぜひ一緒に実践してみてください。
ステップ1 整理
まず学習机の片付け方として、整理について詳しく知っておくことから始めます。
学習机における整理とは、勉強に必要のないものを取り除くことを指しており、不必要なものは周囲に置かないようにしましょう。
学習机の周辺に物が溢れている時は、この整理の段階が疎かになっている可能性があります。
勉強に必要な物かどうか、お子様と一緒に考えていき、区別させる方法を教えてあげましょう。
■整理のやり方
整理するためにも、必要なものと不必要なものを区別することが大切です。
そのためのやり方として、
「必要なもの」
「不必要なもの」
「迷っているもの」
「思い出の品物」
といった具合に、所持しているものの区別を正確に行うことから始めましょう。
整理を行う上で、近いうちに使うのか使わないのかが判断材料となります。
直近で使用する機会がないものに関しては、捨てたり、誰かに譲ることで学習机の周辺にものが散らからないようにしていきましょう。
所持品の中には、必要か不必要か迷ってしまうものもあるでしょう。
迷っているものについては、少し時間が経過してから考えるのも一つの手です。
時間が経過しても、使用することがなければ、処分すれば良いでしょう。
思い出の品物など、お子様にとって大切なものについては、学習机に収納するのではなく、別のところに収納するのもおすすめです。
整理はお子様だけでは、正しく区別することが難しいこともあります。
そんな時は、親御様が一緒になって、お子様の所持品から区別の仕方などを教えてあげると、片付けも捗るでしょう。
ステップ2 整頓
整理が完了した後は、整頓を実践していきましょう。
整頓は必要なものを必要な時に取り出せるように、ものの場所を予め決めておくことを指しています。
勉強に必要なものを素早く取り出せることができれば、勉強が中断することもないので、集中力を徐々に高めていくことが可能です。
また整頓をしっかりしていれば、見た目も綺麗に整えられて、どの場所にものを収納すれば良いのか、お子様の意識の変化を促すこともできます。
■定位置の決め方
整頓を行う上で大切なものの定位置の決め方としては、勉強で使う機会が多いものについては手前に配置するなど、使う頻度によって定位置を判断していくことをおすすめします。
例えば教科書や辞書などは、目の前に配置しておき、必要な時にすぐ確認できるようにするなどの方法が良いでしょう。
他にも、引き出しを開けてすぐに取り出せるようなものの配置も、必要なものをすぐに手に取ることができる整頓方法なので、定位置はよく検討してください。
ステップ3 収納
整頓が完了した後は、ものをしまう収納作業を行っていきましょう。
学習机の収納方法としては、「本棚」・「引き出し」・「ワゴン」などの収納器具を利用すれば、綺麗に片づけられます。
引き出しの中も、仕切りなどを設けて文房具の定位置を決めていけば、必要な時にすぐに取り出すことができるので、便利に利用することが可能です。
収納しやすいように、親御様が引き出しやワゴンなどにラベリングを行えば、お子様も使った後にどこにしまえば良いのか、判断しやすくなるでしょう。
ステップ4 片付け
片付けのコツとしては、ものの定位置を事前に定めておくことです。
収納する場所を決めておけば、片付けも行いやすく、学習机の周辺も綺麗になります。
定位置を決めていても、片付けが出来ていない場合には、収納する場所や環境を変えてみることも大切です。
収納場所を変えるだけでも、片付けのしやすさが違ってくるので、お子様が片付けしやすい方法を検討していきましょう。
家にいる時間が多い夏休みの間に、学習机を整理しみませんか?
また、次回は学習机きれいにキープする4つのコツを紹介する予定です。