
夏休みも終わり、お子さまにとっても忙しい学校生活がスタートしましたね。
前回は、学習机をきれいに片付ける4つのステップをご紹介しましたが、
今回は、学習机をいつも綺麗な状態にキープして、勉強の妨げにならないようにするためには、どうすれば良いのか。
学習机の周辺を綺麗に維持するコツを紹介していきます。
1.学習机の上はすっきり収納
学習机を綺麗な状態に維持するためには、学習机の上は常にものが散らかっていない状態にしましょう。そのためにも、学習机が散らかっていたら親御さまがお子さまに対して、片付けるように促していくことが大切です。
片付けるように促す際にも、とりあえず片付けるように伝えるのではなく、なぜ片づけないといけないのか、具体的に伝えてあげた方が、お子さまの行動を促すことができます。
例えば、「今は勉強の時間だから関係のないものは置かないようにして」と伝えれば、勉強をすることに対して意識が向いていくので、集中力向上のきっかけにもなるのです。
他にも、いつ学習机の片付けを行うのか、家族間で取り決めを行っていれば、収納の習慣が身につきやすくなります。
2.文房具は使用頻度に合わせて収納
綺麗に収納するコツとして、引き出しに収納する文房具は、使用頻度に合わせて定位置を決めることが大切です。文房具にも使用頻度が高いものと、そうではないものがあります。
全て一緒の場所に収納していると、ものが溢れてしまい、目当ての文房具を見つけるのに苦労してしまうでしょう。
3.残す教材類は1学年前くらいまで
学年が上がる度に、新しい教材が増えていきます。
全ての学年の教材を処分せずに持っていると、ものが溢れて収納も大変になってくるでしょう。
基本的に、残す教材は1学年前くらいまでで問題ありません。
それよりも過去に遡って必要になる教材は少ないので、思い切って処分するか、別の場所の保管しておきましょう。
ただ中学生くらいには、以前の教材が必要になることもあるので、使用する可能性のある教材は残しておくことが大切です。
プリント類などは、使用する機会もほとんどないので、処分してしまうか、綺麗にファイリングして邪魔にならないようにしましょう。
4.収納方法はできるだけシンプルに
収納の仕方として大切なことは、収納方法はできるだけシンプルにするということです。
お子さまが普段の片付けを率先して行うためにも、出来るだけ手間を省いた方が行動意欲をかき立てることができます。
そのためにも、必要最低限のものだけを学習机に収納して、普段の片付けが面倒にならないように工夫していきましょう。
またお子さまのお気に入りの文房具などを厳選しておけば、ものに対しての愛着が湧き、自分から学習机の収納を意識してくれます。
学習机の収納につて
学習机の整理整頓を正しく行うためにも、収納しやすい工夫を施すことが大切です。
学習机の収納について紹介していきます。
・学習机マストアイテム「引き出し」

学習机の多くは、引き出しが付いているため、引き出しの中を収納しやすい環境に整えることで、綺麗に整理整頓を意識することができます。
引き出しの収納アイデアとしては、どこに何を収納すれば良いのか、事前に決めておき、それ以外のものは引き出しに収納しない方法がおすすめです。
引き出しに収納するものとしては、使用頻度が高い文房具などが良いでしょう。常に使用するものだけを収納しておけば、必要な時に取り出すことができ、片付ける時も数が少なく手間が省けます。
・手が届きやすくて便利な「本立て」

学習机の卓上でも整理ができるように、「本立て」を利用する方法もあります。
いつも使う参考書などは、卓上の本立てに収納させることで、いつでも手に届きやすく簡単に取り出すことが可能です。
学習机の上に参考書などを広げっぱなしにすることなく、綺麗に整理整頓することができるので、散らかるような心配がなくなるでしょう。
・収納力があるシェルフ

教材が多くなってくると、学習机の引き出しだけでは収納スペースが足りなくなってしまうでしょう。
そんな時は、収納力のあるシェルフを用意すれば、片付けやすい環境を整えることができます。
学習机に収納が集まってしまい、ごちゃごちゃした印象にならないためにも、シェルフを活用した収納はおすすめです。
・多機能なキャスター付きワゴン

キャスター付きのワゴンは収納力を向上させる手段としておすすめです。
上段の引き出しは細々した文房具、下段はファイルやノートなどを収納するのに適しているワゴン。キャスターが付いているので、移動も簡単で好きな場所に置いておくことができます。
学習机が散らかってしまうのは、お子さまが正しい収納方法を理解出来ていないことが考えられます。
どのように片づければ、綺麗に収納できるのか親御さまから指導してあげることが大切です。
これからご購入を検討されている方は、デスクが散らからないように余裕のある収納量を見極めて、デスク以外にワゴンやシェルフなどを組み合わせて学習机スペースを整えることをおすすめします。