リビング学習って聞いたことあるけど、実際はどうなの?とお思いの方も多いはず。
有名国立大学に合格した子供の多くは小さい時にリビングで勉強していたとメディアなどで取り上げられ、リビング学習=頭が良くなるというイメージをお持ちの方もいらっしゃいます。
また実際に子供部屋に学習机を置いたけど、リビングで宿題しているなどの声が多く、子供部屋で勉強できるようになるまではリビング学習にしようというご家庭も多いです。
子どもは頑張っている姿を見てほしいという気持ちや安心感からリビングで勉強したがるとも言われています。
私も小学生の時は子供部屋にお祝いで買ってもらった学習机はあったもの、宿題はリビングのこたつでしていました。低学年の間は2階の子供部屋にひとりで勉強するのは、なんとなく怖い・寂しいという気持ちがあったのかもしれません。
ご家庭によって事情は異なるもののここでは、リビングに学習机を置くメリット・デメリットをご紹介しますので、参考にしてください。
リビングに学習机を置く6つのメリット
1.親子のコミュニケーションがとりやすくなる

リビングに学習机を置くメリットとして、子供は親にわからないことなどがあれば、積極的質問することができ、コミュニケーションを取る時間を設けることができます。
普段の学校の様子なども、会話の中で持ち込むことで、自然と話しやすい雰囲気を作ることができるでしょう。リビングに学習机を用意して、勉強を行うことで、子供との会話を弾ませるきっかけにすることができます。
2.親と一緒にいることでこどもが安心できる

小学校低学年の子供の場合は、部屋でひとり与えられるよりも、親と一緒にいた方が安心して勉強に取り組むことができます。
寂しい気持ちで勉強するよりも、リビングで適度な物音があるなか勉強した方が集中力を上げることもできるでしょう。
また、ちゃんと宿題をしているのか、家事をしながら確認することができるので、親としても勉強の進捗状況を把握することができます。
3.兄弟がいると上の学年の勉強になじみやすくなる

リビング学習を兄弟で行っていると、自然と下の子は上の子の教材や宿題などを目にする機会が増えるので、上の学年の勉強に馴染みやくなります。
自分の学年よりも、先の情報を知ることができるので、将来的に学年が上がった時に、勉強が身につきやすくなることがあるでしょう。
上の子も、下の子が見ている手前、勉強している姿を見せる意識を持つことができ、下の子に勉強を教えることで、自身の理解度も上がるので、お互いが勉強しやすい環境を作ることができるでしょう。
このように、子供一人一人に部屋を与えるよりも、リビングで学習する方が子供たちの刺激になることがあります。
4.整理整頓をするようになる

リビング学習で困っているという声が多いのが、ダイニングテーブルの上が学用品でいっぱいや、消しゴムのカスで掃除が大変!食事の度に、中断させて片付けさせるのも面倒という声です。リビング学習で学習机を置かない場合、子供の荷物が散らかってしまい、後片付けが大変になることがあります。
学習机をリビングに置けば、整理整頓の方法を身に着けながら勉強できるので、自然と散らかりを改善することができます。
普段は片付けが苦手な子供でも、学習机を用意してあげれば、自分のモノは学習机に片付けるという習慣づけができるでしょう。
学習机の中でも、収納力の高いものを選んであげれば、教科書や参考書などがしまいやすくなるので、自分で片付ける習慣を身に着けやすくなります。
5.集中力を養う効果がある

人間が集中するためには、適度な物音があった方が良いと言われています。
全く音がしない無音環境では、集中力を維持することは難しく、適度なもの音が合った方が集中力を上げることができるのです。
そのため、リビングで学習することで、家事や会話などの様々な音が聞こえてくることから、集中力を向上させて、勉強の効率を上げることができるでしょう。
6.光熱費がお得

子供部屋を設けて、各部屋で電気や冷暖房を使うよりも、リビングで学習すれば光熱費をまとめてお得にすることができます。
学習机を置く3つのデメリット

1.リビングの場所をとる
リビングに学習机を置くことで、その分の場所を確保する必要があります。
間取り的に、リビングが狭く感じてしまうことがあるため、置く場所は慎重に検討することが大切です。
特に、子供が多い家庭では、人数分の学習机をリビングに置くことは難しいので、しっかり検討した上で、置くかどうか判断する必要があるでしょう。
リビングに学習机を置く際には、スペースをよく検討した上で判断しましょう。
2.無駄話が多くなってしまうことも…
親や子供がいるリビングで学習机を置いて勉強すると、すぐにアドバイスや質問に答えることはできますが、話が脱線してしまい、無駄話が多くなる可能性があります。
勉強時間が減ってしまうことがあるので、集中できる環境を整えることが大切です。
また、子どもがリビングで勉強している時は、テレビを付けないなど、家庭内でルールを作っておくことも重要かもしれません。
3.照度が足りない
リビングの場合、暖色系の照明が使用されていることが多いため、照明が暗く感じることがあります。
子供が勉強できる環境を整えるためにも、照明を明るくしたり、デスクライトを用意したほうが良いでしょう。
教科書や参考書などは、暗い環境では文字が見えづらいこともあり、子供の目が悪くなってしまう原因になることもあります。
より勉強に集中してもらうためにも、適切な照度の環境で勉強できるようにしましょう。
コイズミおすすめのデスクライト3選
リビングに学習机を設置される際は、ぜひライトも一緒に検討してみてください。
1.ECOレディ搭載型:「LEDモードコントロールツインライト」

左右のセードがそれぞれ45度まで動かせるのが特徴のライト。左右のセードを手前に出すことでデスクの隅々まで広範囲をしっかり照らします。
利き手と反対側のセードを45度手前に動かすと、ノートに字を書く時にできる影などの手暗がりを防ぎます。
また、片側ずつON-OFFできるので、パソコンモニターを置いた方のセードの光源を消すことで、モニターの明るさの反射を防ぎます。
調色は3モード、それぞれ調光2段階にできます。
2.自然光を再現:「太陽光スペクトル LEDデスクライト」

高演色性LED素子「SunLike」が搭載された自然光に近いデスクライトです。平均演色評価数はRa97で、青空の下で見えるような本来の色を再現します。文字も見やすく集中力を妨げずに使用できるのが特長です。ブルーライト波長域を自然光レベルまで削減し、また輝度(※1)が4664cd/㎡と従来の製品の4分の1以下にまで低減し(当社比)、「まぶしくない目に優しいあかり」を実現しました。
※1:輝度:光源の明るさを表す心理物理量のひとつで、ある面から反射された光が、ある方向から見ている人の目にどれだけ届いているかを表します。
3.スタイリッシュな「イルミネーター」

洗練されたシャープなデザインはデスクをすっきりとさせたい方におすすめです。発光面を拡散する「凹型断面拡散レンズ」が搭載されていてテレワークにあった明るさを確保します。折りたたみ式のライトなのでインテリア性も高いのが特長です。折りたたむと、インテリア性を意識したアンビエント照明としてお使いいただけます。
調色は3つのモード、調光は5段階に調整が可能です。
大人はリモートワーク、子どももオンライン授業やタブレット学習など、コロナ禍でリビングで過ごす時間が長くなった今だからこそ、リビングに学習机を設けてみてはどうでしょうか?